【ただの贅肉だと思ったか?】今日からできるパワー系能力者入門(PR)やずやのにんにくしじみ

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今日の夕飯のメニューくらいしか悩むことがなさそう」とよく言われる俺だが、実は最近悩みを抱えている。それがこの豊満ボディの使いみちだ。

日々努力を重ね大金を積み手に入れたこの重量感。果たして駅の階段で汗だくになる以外に用途は無いのだろうか?

思い悩むあまり食事は1日3回になり、お昼寝は3日に1回になってしまった。

このままではいけない、痩せてしまう……。そう思っていた矢先、道端ですれ違ったガk…可愛らしい子どもの一言が、俺に天啓を与えてくれた。

お兄ちゃん、すげえ強そう!

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……これだ。

どんな漫画を読んでもアニメを観ても、ぽっちゃりキャラは大体パワー系の能力者だ。只の大食いかと思いきや決勝戦で唐突に本領を発揮し圧倒的パワーの前にヒョロガリどもをねじ伏せる。

そうだ、パワー系能力者になろう。

意識の高きことネムルト山の如き俺は、贅肉纏いし者として更なるボリュームバリューを発揮すべく修行にとりかかることにしたのだった。

①イメージトレーニング

とはいえ、いきなりハードなトレーニングをこなすわけにはいかない。なんたって俺は体力が無いからな。家の階段で疲れてヒイヒイ言うレベルだ。千里の道も一歩からということで、まずは強くなった時のイメージトレーニングに励むことにした。

ついでに颯爽と現れて敵をなぎ倒した時の決め台詞も決めておかないとな。

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「おいおい、ウマそうな匂いがして飛んできたらなんてザマだ」

「ここは俺に任せてカップ麺でも作っといてくれよ。決着は3分で着く」

「ここでお前を見捨てて逃げたら夕飯がまずくなるだろ? せっかくの唐揚げが台無しになるのは御免だね」

「危なかった…腹の脂肪がなければ死んでいたな」

……よし、こんなもんでいいな。なんかこれ以上続けると徐々に死亡フラグもとい脂肪フラグが立ってきそうだ。致命傷をギリギリかわしたくらいでやめておこう。

逃げるわけじゃないぜ、おやつの時間だからな。

②瞑想

修行といえば瞑想だ。強靭な肉体を手に入れたところで、強靭な精神がなければ己のパワーに飲まれてしまうだろう。

というわけで、次は瞑想を行うことにした。別に運動が嫌いなわけじゃないぞ。

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※なんとなくうるさい画像が続いたので、しばらくパワースポット的空気をお楽しみ下さい。

早速座禅を組み精神を統一しようとしたところで、あることに気がついた。

座禅、結構キツいなこれ。

豊満な腹の肉と柱の如く屈強な足の肉がぶつかって、座禅を組んだままじっとしているのは意外と厳しいのだ。

なるほど、精神修行としての意味しかないと思っていた瞑想だが、実は身体を鍛える意味もあったのか……。パワー系道の奥深さを知った瞬間だった。

ちなみにその後、瞑想は座禅でなく横になった体勢で行う方式に切り替えた。

お昼寝じゃない、深層意識にダイビングしてるんだ。

③体力トレーニング

さて、強者としての明確なビジョン澄んだ水面のように穏やかな心を手に入れた俺だが、まだ足りないものがある。

そう、体力だ。

できることならありのままの俺でパワー系能力を獲得したいが、流石に世の中はそこまで甘くない。甘いのは俺がおやつに食べたチュロスだけで充分なのだ。

というわけで、流石の俺も重い腰を上げて体力トレーニングに励むことにした。修行方法は至ってシンプル。単純故に奥深く、単調故に己の限界が試される。

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家の階段の登り降りである。

しかも、ただ登り降りするだけではない。音楽のリズムに合わせて、軽快なステップを踏むように昇降する。これによって全身の肉と脂肪にかつてない負荷と躍動感が加わる。

俺は来る日も昇降を続けた。雨の日も、雪の日も、家族に「ドスドスうるさいんだけど」と言われようとも……。

限界のその先へ……

厳しい修行を終えて、今俺はここにいる。

強さを求め己を鍛えて、ひとつだけ分かったことがある。

それは、無理はよくないということだ。

そもそも社会人はタダでさえ忙しいのだ。修行をしてる暇なんてない。無理したらこのマーベラスボディを維持できないじゃないか。

そうなれば元も子もない。強大な力に憧れるあまり大切なことを忘れていたんだな…。

膝が壊れる前に気付けてよかった。

修行の際に使っていたBGMは、今では通勤時に聴いている。

かつては肉塊四人衆のひとり、階段泣かせのミート五郎と呼ばれた俺も丸くなったってことかな……。

俺、明日もにんにくしじみ飲んで頑張るよ。

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ソフトな小粒タイプでにんにくの香りもしないから深夜に飲んでも大丈夫。1日2粒飲むだけでいいから、ずぼらな俺でも思い出した瞬間にすぐ飲めるしな。なんとなくやる気が湧いてくるような気がするぜ。

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おまえらも頑張ろうな。イエス! ハッピーカロリー!