ザボンとボンタンって同じなの?ザボンについて調べてみた。

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ザボンとボンタンって何のこと??

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原生地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した柑橘類の果物である。使われていた漢字「文旦」(ブンタン)をそのままに日本語読みしているそうだ。
産地で有名なのが高知だが、高知県のある四国では「文旦(ブンタン)」と呼び、対してボンタンアメが有名な鹿児島周辺地域では「ボンタン」と呼ぶとのことだ。「ザボン」と読んでいる地域もあり、地域によって読み方に違いはあるものの、同じ果実の名称のようだ。ちなみに、文旦の90%(!)は高知で生産されているそう。
品種により直径15~25センチ、重さ500gから2kgまで様々な大きさに育つ。果実は皮の厚さが特徴で、大きさの50%(!)程度を皮が占め、果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持つ。果実の収穫は、年末に向けて行うことが多いそうだが、収穫したばかりの果実は酸味が強すぎるので、それから数ヶ月の間、貯蔵して酸味を減らした後に出荷をするそうだ。
それにしても、皮の厚さがハンパない!

どんな風に食べるんだろう?

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果実は生食の他、タイ王国、カンボジア、ベトナムでは果肉を和え物として食べられているらしい。

加工食品の原料にも使われており、皮や果肉を用いた砂糖漬けの「ザボン漬け(文旦漬け)」やマーマレード、ボンタンアメなどは有名で口にしたことのある人もいるのではないだろうか。

また中国にいくと、光七爪・光五爪などと称して、生薬としても利用されるとのこと。

皮の内側を剥いたものを乾燥させて、食欲不振の改善や咳止めなどの喉の薬として重宝されているようだ。

特異的な香りの成分としてノートカトンという、グレープフルーツや夏みかん等のブンタンからの交雑種にのみから得られる成分がある。

他にも、皮には山椒と同じく、舌にしびれを感じさせる辛味成分も含んでいる。


一つの果実でかなり違う役割をこなしているようだ。

なんという優秀さ!

「ザボン漬け」が気になる!

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ナガジン!より引用


食べることが何よりも好きな私は、生薬としての役割よりもおいしく食べられる「ザボン漬け」の役割の方が当然のことながら気になるのである!(照♡)
ザボンの中皮を砂糖漬けにしたものが「ザボン漬け」といわれるもので、実ではなく「皮」が主役だそうだ。

(驚!)ザボン漬けができた当時は、長崎のみやげものとしてカステラと肩を並べるほど!
そして、いくつかの種類があり、まるごとの「ざぼん漬け」は、特殊な方法で中身を摘出してあるそうで、実はまるごと皮ということらしい。

一般的なものは、6分の1くらいかそれ以下にカットしてあるものだそうだ。


また、限られた真夏の期間にだけ採れる若いざぼんを独特の製法で加工したものが写真にある円形の「ざぼん漬け」で、普通のものよりも、まろやかでフレッシュな香りが特徴。


この甘さが意外と酒に合うらしく、氷を入れたグラスに薄切りにした「ざぼん漬け」を数枚入れて、ブランデーまたはウィスキーを注いで飲むと格別の味だって! 「ニコラシカ」というカクテルもある。
あ~気になる!
アイキャッチ画像:青い鳥見つけたより引用