ムスリムの友人が知らずにかつ丼ととんこつラーメンを食べていた件

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トンカツ大好きの友人が実はイスラム教徒でした

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nanapiより引用

最近、出会った女の子で、Aちゃんというぽっちゃり女子がいます。
Aちゃんは外国の方なのですが日本語はぺらぺら。
私と彼女とは服の好みも食べものの好みもよく似ていて、何よりも体型がそっくりだったので親近感がわきました。

やがて仕事の後で「ラーメンを食べにいこう」ということになったのですが…そこで衝撃の事実を知ることになります。
Aちゃんはなんと、イスラム教徒だったのです。

いえいえ、イスラム教徒であることは衝撃でも不思議でもなんでもないのです。
彼女はどう見ても日本人ではありませんし、中近東の方もアジアの方もいっぱいいらっしゃいますからね。
驚いたのはそういうことではなくて、彼女が「私、イスラム教徒なの」と告白した場所が、こともあろうにトンカツ屋だったのです。

ちなみに彼女はカツ丼を食べていました。
ちょっと待って、イスラム教徒って豚肉食べたらダメじゃなかった??

イスラム教にもいろいろあるようです

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世界には特定の食べ物を「食べてはいけない」と定めている宗教があります。

たとえばヒンドゥー教徒は白い牛を食べてはいけません。
イスラム教では「豚肉」がタブーなことは有名でしょう。
豚肉を食べたら天国へ行けないとかで、イスラム過激派との戦場では、銃弾に豚の脂を塗っておくという話も聞いたことがあります。

ただ、そのタブーをどれくらい守るかという姿勢は宗派や国によってだいぶ違いがあるのだそうです。戒律を厳しく守っているところでは、トンカツはもちろん、豚骨ラーメンも生姜焼きも豚の角煮も絶対に食べてはいけないのです。

豚肉が食べられないなんて、想像するだけで悲しくなってきました。
そりゃあチキンは食べられるはずですが、チキンばかりでは生きる楽しみが半分になってしまいます。

また豚肉だけでなくアルコールもダメなんだそうです。
お風呂上りのビール命なのに私。

が、一方で、戒律のゆる~い国も存在します。
一日5回のお祈りもあんまりしてなかったり、お酒はちょっとくらい飲んでもいいとか、そういう国です。

おいしいものは世界も宗教も超越する

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世界の豚肉情勢についていろいろ考えながら、目の前でトンカツをぱくついているAちゃんに尋ねました。

「あなたのお国は戒律が緩いんだよね?だから少しくらい食べても大丈夫なんだよね?」

するとまたしても驚きの回答が。

「ダメだよ」

えっ。

「お酒はOKだけど、豚肉は食べちゃいけないっていわれてる。でも、おいしいじゃない?
私は小さい頃から日本に住んでるし、あんまり抵抗ないんだよね。

親に内緒でこっそり食べた豚骨ラーメンがおいしくてびっくりしちゃった。

だから家族が一緒じゃないときは普通に食べてるよ」

そうなんだ…。

「私みたいな人は多いんだよ。

おおっぴらには言わないけど。

だって、こんなにおいしいものを食べないなんて、もったいないじゃない」

ええ、ええ、そのとおりです!

「ただ、食べ終わったあとに必ずお祈りしてる。『神様、ごめんなさい』って」

カツ丼をペロリと平らげても、次は豚骨ラーメンの店でと約束をしても、彼女はやっぱりイスラム教徒には間違いないようです。

後で知ったことですが、イスラム教徒が多いインドネシアにも豚骨ラーメンの店ができているそうです。

ヒンドゥー教徒や中華系の人がターゲットだそうですが、Aちゃんのような人がこっそり食べにくることもあるかもしれませんね。

神様ごめんなさい、といいながら。

おいしいものは、時には国も宗教も超えてしまうんですね。

アイキャッチ画像:Mシー趣味の部屋より引用