タイヤ味のグミ「シュネッケン」を本物のゴムと食べ比べてみた

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ハリボーのグミはうまい。ずっとそう信じて生きてきた。そう信じたまま一生を終えるはずだった。そう、あのグミに出会うまでは――。

タイヤ味のグミ「シュネッケン」

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これが「タイヤ味」と噂のグミ、シュネッケン。確かに、本来であれば果物等の味をイメージさせる絵が描かれている筈の部分にはデカデカと自転車に乗った少年が描かれている。

因みに「シュネッケン」を辞書で引いたら「かたつむり」という意味だと出た。しかしどう見てもかたつむりではない。タイヤである。

しかし、ここでひとつ素朴な疑問が生まれてしまった。

はじめにこれを「タイヤ味」と言い始めた人間は、果たしてタイヤを食べたことがあるのだろうか?

少年の自転車にまんまと騙されて「自分が今食べているのはこいつのタイヤなのだ」と錯覚させられているだけではないのだろうか?

検証してみたいところだが、我が家の台所にはタイヤがない。そこで今回は代わりにゴム手袋と食べ比べてみることにした。これなら我が家の台所にもある。両方ゴムでできているわけだし、多分味はそんなに変わらないはずだ。

犯人はリコリス

さて、早速シュネッケンを食べてみる……前に、一体何がそんなに人々を苦悶の表情へ駆り立てるのか調べてみることにした。

裏返して成分表を見てみる。これまたシンプルで潔い。健康食品なんじゃないかと思えてくるレベルだ。

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甘味料の欄に「甘草」と書かれている。察しの良い方ならもうお分かりだろう。クソ不味い菓子として名高いサルミアッキと同じリコリス菓子なのである。これはいよいよ不味さに期待が高まってきた。

ちなみに甘草は炎症止めや解毒などに使われる立派な薬草である。やっぱり健康食品じゃねえか。

食べてみた

うわあああ……

うわああああ……

うわああああああ……

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やっぱり健康食品だと思います。あとこの自転車少年は確実に夢に出る

正直に言えば「お薬です。不味いけど我慢して食べてね」と言われたら我慢できないことはない。しかしいかに健康な味がしてもこれはただのグミなのだ。血液がサラサラになるわけでも5歳若返るわけでもない。

……とりあえず、お口直しにカツ丼食ってきます。

ゴム味のゴム「ゴム手袋」

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そしてこれがゴムと名高い「ゴム手袋」だ。近所のホームセンターで購入し、1ヶ月くらい使った。私物である

今回は端を切り取って口に含んでみた。いかにブラックホール並みの胃袋を持っていようと手袋丸ごとはちょっと、身体的にも経済的にも厳しい。あと世間体的にも。

食べてみた

いただきます。

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見た目的にはハムに見えなくもない。

口の中はひたすら無味無臭。強いて言えば手袋の裏地の布の繊維が謎の舌触りを醸し出している。ツルツルのゴム面とさらさらした布。まさに食のリバーシブルといっても過言ではない。と思ったがそもそも食ではない。

噛む。噛む。噛む……。

ガムを噛んでいるのかゴムを噛んでいるのかわからなくなってきたところでギブアップした。

得るものは何ひとつなかったので、よい子だけでなく悪い子にも真似しないで欲しい。本当に。

結論

ゴム味のグミはゴム味のゴムよりは美味しい。

ひとつスッキリしたところで、お口直しに天丼食べてくるわ。じゃあな。